へバーデン結節

関節リウマチとの鑑別が大事

指の変形で最も注意しないといけないのが関節リウマチとの鑑別です。

関節リウマチの場合の関節の変形は

始まりは指だけでもその他のあらゆる関節の変形が起こる可能性があります。

へバーデン結節で変形する手指のDIP関節はリウマチでは変形するケースはほとんどなく関節リウマチの可能性は低いといえるでしょう。

関節の変形と可動域制限を悪化させないアプローチ

手指の変形は細かい作業をする際に支障が出たりします。

変形してしまった関節を元に戻すことはできませんが

その変形が悪化しないようにと

また関節の可動域の改善を大事に考えています。

その為、当院では以下のようなアプローチを行います。

・可動域の確認、検査、触診
・手技、運動療法、ストレッチ

・超音波療法・メディセル療法

・テーピングや固定具の提案
・体の負担分散の日常生活でのアドバイス
・自宅でできるケア、運動等の指導

これにより手指の変形を抑えながら

可動域を改善し、日常生活での動作を快適にしていきます。

予防のための日常でのケアをアドバイス

手指は日常生活ではどんなに気を付けていても負担のかかる部分です。

異常が出る前に自分自身の調子を把握し、手指に痛みや違和感を感じた時にはすぐケアをできるよう、当院では
・継続的な体のケアや日常生活での注意点
・手指のストレッチ方法の指導
などのアドバイスも行っています。

日頃からの指の変形予防のための継続的なケアに、ぜひ当院で覚えたことをお役立てください。